日本国内では、12月から3月にかけてが一般的なスキーシーズンですが、その期間に実施されているのが往復をバスで移動する日帰りツアーです。関東地方を例に挙げると、都心から少し離れた郊外のターミナル駅を出発地として運行を行っており、バスドライバーは夜間の長距離を走る事から、2名体制で運行する事がほとんどです。ツアーは深夜発か早朝発に分かれており、深夜発を使う場合は現地到着が早くなるので、会場まで仮眠をしたり待機をする事があります。なお、両方とも高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで休憩が行われる事から、そこで軽食を買う事も出来ます。
ツアーで準備する持ち物は、自分でスキー用具を持っている場合は靴・板・ストック・ウェア・ゴーグル等で、それ以外にはハードな運動で汗をかくケースもあるので、着替え・タオルを持って行くと良いでしょう。バスツアーは、ツアー特典としてレンタル料金が通常よりやや割安で使え、初めてのスキーの場合は荷物が少なくて済む場合もあります。バスツアーの料金は、往復バス移動・リフト1日券がセットになっていて、安い場合は1万円以内で利用する事が可能です。現地のホテルや民宿に滞在する事が出来る1泊・2泊プランも準備されており、2日券・3日券をツアー特典として安く使える事から、たっぷり滑って技術を磨きたい・友人と思い出をたくさん作りたいといった方は、泊りがけで出掛ける事をおすすめします。